人口減少で平均株価は上がらない?

 最近投資のことを研究している。どうすれば絶対の損をしないかというのが命題だ。それで専門家に色々と質問している。

 まず平均の株価は今後も上がるかという質問だ。もちろん将来のことは誰にも分からない。例えば直径1kmの隕石が地球に落ちたら、人の大多数は死ぬだろうし、経済など意味をなさなくなる。

 だから投資というのは人が経済活動をするということを前提にしている。だが経済活動に影響を及ぼす天変地変は何度もどこでも起こっている。日本の3.11はその例だ。

 未来予想はできないが、もしそんな天変地変がなければという前提に立つとある程度の予想は付くだろう。

 と少なくても私はそう思っていた。上の質問はそんな考えでしてものだ。人という高度に発達した脳を持っている存在は脳を使いたい。投資はその脳の使用方法の一つであると考えている。

 株式を売るということはその株式に限ってはもう脳を使わないことである。だがほとんどがその株式を売って違う株式を買うということが前提にあると考えているのだ。

 そうすると平均株価は長いタームで見た時は上がると読んでいた。相当大雑把な予想だが、それが外れるとは思わなかった。

 だが専門家(証券会社の営業マン)の二人に聞くと、株価は下がるという人と現状維持だという人がいた。それは私の予想とは正反対の考え方だ。

 もちろん理由を尋ねた。答えは人口が減少するからだとそうだ。私の考えはもろくも破壊されてしまった。

 確かにしばらく日本の人口減少は続くだろう。だがそんなことは軽々しく言えることだろうか。

 もし政府が人の子供を持っている家庭には月に20万の手当てを支給すると決定すればどうなるだろうか。あるいは労働力がなくなって大学くらい出ればどんなところにも就職できる状態になったら、子供の数はどうなるのか。私は人口が減少するというのは現状の社会構造が継続するという前提に立っているように思う。

 ということは人口が減り続けるというのは単なる予想で、今後どうなるかは一概に言えないと思う。

 それに人口が減少すればどうして平均的(例えば日経平均)が下がると断言できるのか、全く私の頭では理解できない発言である。

 その人は私に投資を諦めさそうと考えているわけではないから、それは本当に自分が思っていることであろう。

 私は株価平均がある程度長期的には上昇するということを前提に物を考えていたからはたと困ってしまった。

 もちろん彼らに言っていることは平均株価のことで個々の株価に付いてではない。証券会社の営業マンは人の行動をどのように分析しているのだろうか。

 人は勿論行動する動物だ。株も買うだろうし、飲みにも行く。そんな人の行動様式を分析しての発言だろうか。

 どうもそうではないというのが私の考えだ。平均株価は絶対上がる。過去のデータを見ても先進国、後進国とも上がっている。それが急にUターンアして下がるとの分析は人口減少を元にしただけで、その予想が当たっているとはどうしても思えない。

 私の分析の通り平均株価が上がるのであれば、10年後あるいは30年後も倒産しないで活躍している会社はどこかとの判定をする。

 ある特定の会社の株価が上がるとしてもどこかで下がる時もあるだろう。だからある会社の株価が上がるというのは長期的に見た平均株価のことだ。

 素人は短期的な売買はやるべきではないと考える。何故なら株価を分析するデータを持っていないからだ。データはinformationとintelligenceの二つに分けられる。今後株価がどう変化するか、何か変動する要素があるかを知るには内部情報たるintelligenceが必要だ。

 だがこんなintelligenceは持ち得ない。持っている人が株の売買を行う行為は禁止されている。

 だから短期の株の売買での損得は偶然に左右される。株の売買は長期的でなければならない。長期的に見て平均株価が下がるか今と変わらないとすれば私は株の売買はリスクが多すぎてできないと考えた。

酒巻 修平

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