平均寿命について考える

新聞を読むと毎日ほど死亡記事に目が留まります。別に読んでいるわけではありませんが、つい目が行くのはどうしてでしょうね。

最近のことで覚えているのはアメリカのロックフェラーの総帥が亡くなったというものです。確か90歳は優に超えていたご年齢で、長生きだなあと驚いたものです。

日本人は世界一平均寿命が長く長寿国ということになっていますが、ここからは考えるということはどういうことかという命題に入ります。

上に上げたロックフェラーさんだけではなく、時々出る欧米の人の亡くなられた年齢は平均して高いようです。さてどうしてでしょうか。

一つ考えられるのはアメリカやヨーロッパでも有名すなわち裕福な人は長生きということです。

ところがアメリカの平均寿命は日本より格段に短いのです。それはどうしてでしょうか。

アメリカの貧困層には黒人が多いと思われます。これはテレビなどで放映されていることに基づいているので真実は分かりませんが、ま、当たらずとも遠からずだと推測します。

さてその黒人を除外するとどうなるでしょうか。アメリカには黒人以外にヒスパニック、アジア系など雑多な人種が入り混じった生活しているでしょう。白人以外のそう言った人たちはだいたいにおいて貧乏な人が多いと思われます。

貧乏な人はどのように生活しているでしょうか。私はアメリカで貧乏な人の家庭で夕飯をご馳走になったことがあります。

奥様は私が来るというので朝10時くらいからお昼の3時くらいまで夕飯の支度をしておられました。ご主人が我が社のバイア―もしているということで特別気を入れたのかもしれません。

ディナーに呼ばれた私が見たものは大皿(直径50cmくらいか)に山盛り盛られたジャガイモの蒸かしたものと同じく鶏の唐揚げです。たった2種類の料理をするのに何時間もかけてくださったのですが、私は唐揚げ2つとジャガイモの蒸したのを一つ半食べるのがやっとでした。何しろ唐揚げは油がびとびと、ジャガイモは蒸かし過ぎでした。

これでは体に良いわけがありません。そんなことをしようものなら日本では物笑いの種になりそうです。

ここのご主人は白人です。白人にも貧乏な人がいるんだなあと吃驚しました。日本人のレベルと同等かそれ以上に収入があるアメリカ人はどのくらいいるか統計を見たことがありませんが、ま、2,30%くらいでしょうか。

ではそのレベルのアメリカ人の平均寿命はどのくらいでしょうか。案外日本人より長いかもしれません。

この一連の情報から考えられることは

  • 日本人が民族として長生きであるとは一概には言えない
  •  日本の医療制度はアメリカより発達している
  •  統計は鵜呑みにしてはいけない
  •  日本には貧富の差があまりない
  • すなわち能力の差も少ない
  • と言うことは日本の上層部の能力はそう高くない
  • 能力のあまり高くない人が行政をすると問題が起こる
  •  経済的に豊かな人の食生活には栄養の偏りが少ない
  • 食生活で寿命が延びる確率が高い
  • 日本の方が一般人に取っては住み易い国である
  •  医師に掛からない人も病気を治したいだろうからアメリカでは薬は発達している
  •  処方箋が要らない薬が沢山ある
  •  それが薬ではなくサプリメントであれば有効成分の含有率は日本の薬並みに高い
  • サプリメントの販売店が数多くあるだろう(日本の処方箋薬局並みに)
  • サプリメントを買う人が平均的に貧困であれば値段は安いだろう
  • 日本のサプリメントは高いからアメリカから輸入すれば良い

まだまだありますがほんの小さい情報から引き出せる、すなわち考えられることは沢山あります。

考えるとは記憶に入った情報を集積、統合、分析、演繹することです。人には誰もそんな能力が備わっていますから、記憶を単に情報として持っているということは勿体ないと思います。

ここで書いたもとになる情報(記憶)は単にアメリカの有名人の死亡記事です。ロックフェラー氏が亡くなったと記憶してもあまり役に立ちませんが、上記のように考えるという作用を行えば、その死亡記事の有用性は高いと思います。

酒巻 修平

 

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