仕事ができない人の特徴

みなさん、こんにちは。

酒巻修平です。

私はこれまで会社経営してきました。

少数精鋭が求められる中小企業では、「仕事ができる社員」が必要になります。

しかし、実際に面接に来る人は「高学歴なのに仕事ができない人」や「不平不満や嘘ばかりを言う人」が多いのが現実です。

そこで、今回は私が長年様々な社員と関わってきたなかで見つけてきた「仕事ができない人の特徴」について書いていきます。

仕事ができない人32の特徴

仕事ができない人の特徴や言動を観察するとどうすれば仕事ができるようになるかが良く分かるというものだ。優秀な大学を卒業した頭の良い人が必ずしも仕事ができるというわけではない。

1.やる気がない

どんなに頭の良い人でもやる気がなければ仕事はできない。頭で考えたことを行動に移さないことには目に見えた成果が上がらないのは当たり前の話しだ。

サラリーマンは会社から給料をもらっている。もらうのは権利だがその対価としての労働がある。会社が嫌い、上司と気が合わないなど種々の理由で仕事に熱が入らないということもあるだろうが、これは間違っている。会社は仕事をしない人に給料を支給するとその分、赤字になる。権利と義務を良く弁えて仕事は一所懸命しなければ無能者呼ばわりされるだろう。

我が社に頭の良い社員がいた。だが何かのことで会社に不満を持ち、3年間1時間も働かなかった。何となく様子がおかしいので調べて分かったが、その社員は会社に不要と見なし解雇された。

2.仕事のやる順序が分からない

一つの仕事も幾つかの部分から成り立っている。その中でどれを最初にやるか、後回しにするか判断ができないと仕事が効率よく捗らない。

もちろん今日やるべきことは今日中にやる必要があるが、ルーティンワークは目を瞑っていてもできるもの。それより将来に向けて急がないとしてもやるべき仕事があるはずだ。それを最初にやるという習慣を持ちたい。10年もそうしているとその人は他の人より格段に仕事ができるようになっているだろう。

文章力を付けておく、英語を勉強しておくなどは不要不急であるかもしれないが、後回しにすると結局しないまま放置される。毎日の仕事の前に5分でも10分でもやるよう心掛けすればどうだろうか。

コンピューターの入力でよく使う単語は「読み」を登録しておけば入力が早くなるではないか。それを面倒がる人はその分仕事が遅い。また後で必要になるような事項は必ずメモを取っておくのも大切だろう。

ある経理マンは手許現金を図柄と裏表を揃えて仕舞っておいた。それで現金を数える時のミスを失くしていたようだ。未来伝票もそうだ。そうしておくことで仕事に割く時間を短縮させていた。

3.仕事に重要性や意義を把握できない

小さく見えても重大な意味合いを持つ事項があるものだ。例えば銀行員にすれば定期預金の金利率、医師では処方薬の副作用、通関業者なら関税率など手引書やカタログなどを見なくても即答したいものだ。それをできなくては能力を疑われることにもなりかねない。

電話から聞こえてくる声で相手の名前などを察知してあげると相手に好感を与えることは間違いがない。反対に名前を告げても思い出してもらえないと仕事の意欲が削がれることにもなりかねない。

4.嘘をつく

これは致命的であろう。ただ嘘とは美人ではない人に「可愛い」と言うようなことではない。嘘とは相手に何等かのダメージを与える虚偽で、相手のためを思って言う虚偽は所謂「嘘」ではない。仏教上の「嘘も方便」とは相手に不利益を与えない虚偽のことである。

生まれつき嘘をつくタイプの人は仕事ができるはずがない。それを自覚して嘘をだんだんなくしていくと仕事の質も向上するだろう。

キリスト教徒は概して嘘を嫌う。自分も嘘を言わないし嘘を言われて分かると取引を中止することも厭わない。もし嘘を付かなければ自分側が不利益を被る時には「その件は答えないあるいは答えたくない」と宣言する。ニクソン元大統領が罷免されたのは「ウオーターゲート事件」で嘘の証言をしたからだ。

日本人には嘘が多い。これは上記の「嘘も方便」をはき違えて解釈したことも一因であるが、元々嘘を許す国民性に根差すことも多い。現在世界は残念ながらキリスト教徒が主導権を握って運営されている。そうであれば嘘は絶対に慎むべきだ。

私の周りにも嘘を言う人が何人かいるが、結局仕事はできない。その場その場は仕事ができるように見えることもあるが、長い期間の間には必ず破綻を来す。

5.相手の立場、状況、利益を考慮しない

相手に上司の連れがあればそれを考慮して話す。困った状況にある時はできる限り協力する。こちら側に対して不利益がない場合は相手の利益に沿った形で仕事を進める。そんな配慮をしていれば相手もそれなりにこちらのことを考えてくれるし、好感を持ってくれる。

相手の経費が節減できるように行動してあげると回り回って商品価格に反映することもある。相手が忙しく、自分側に時間の余裕がある時は会見場所を相手の会社の近くにするとか協力して上げれば良い。そんなこちらの行為が理解できない相手は要注意だ。

6.自分が所属する団体の利益を考慮しない

これは案外多い。営業マンは相手に気に入られようとして自社の機密に属するようなことを話し勝ちである。大きい会社ではそんなことをしないように教育されるかもしれないが小さな会社では起こりがちだ。

スパイはこの典型的な事例でいずれ発覚して以後の職はなくなるものだ。背任、横領などもこの種類である。

7.人を愛しない、褒めない

褒めるということはお世辞ではない。相手の持っている能力を正当に評価し、それを言葉として表現することによって付き合いを円滑にすることができる。そうでなければただ普通の付き合いになって深みがなくなる。

ある大学の主任教授に能力がないのにどうしてそんな職を手に入れたのか、関係者に訊くとその教授はお世辞を言うのが上手いのだそうだ。だがその人を教授にした実力者は「お世辞はあまり好きではないが、ついほだされてしまう」と言っていたそうだ。

人は快い言葉に惑わされる。そして人の一生はある程度自分の使う言葉に影響されるものである。言葉はゆめゆめおろそかにしてはならない。

8.金銭に拘り過ぎる、軽視し過ぎる

金銭は労働の対価として与えられるものだが、金銭のためだけに仕事をしてはいけない。反対に金銭を軽視し過ぎると金銭に有難み感じることが少なくなり、金銭を与える側の自尊心が損なわれることになりがちだ。

金銭は流動性が極めて高く、人に占有権が移転すると瞬時になくなると考えなければならない。間違って支払うべき金額の10倍も振り込んでしまった人は受け取った人にそれを使われてしまって取り戻すのに長期間掛かった。

銀行の行員の給料が高いのはその行員の目の前を通り過ぎて行く金銭に過度の関心を持たせないからだとの噂がある。金銭を扱う責任者が横領する事件も多発している。金銭は昔は下賤なものだったが今は冷静な気持ちを以て眺められるようになった。それはコンピューターやカード決済の普及で金銭に過度な感情を持たなくなったからであろう。

9.性格が悪い

生まれつき性格が悪い人、または不幸にして経済的にぎりぎりの環境の育った人、育つ環境が劣悪であった人の性格が悪いケースは時々見られる。最近の若者は日本全体が裕福になったこともあって性格の良い人が多くなった。

性格の悪い人は人の言葉足らずを曲解するので話す人はとても注意しなければならない。そんな人との交渉は面倒で人はつい避けて通るようになる。

ある会社の担当の課長の性格が悪すぎて私は取引を中止したことがある。

10.センスが悪い

服装のセンスが極端に悪いと相手は警戒する。昔から馬子にも衣装と言ってセンスの良い衣装を身に付けていると人は信用したものだ。

華美な衣装は考え物だが良いセンスの衣装を着けていると尊敬されるだろう。私の息子が就職試験を受ける時に頑張って高級な背広を誂えてやった。彼らはそれを着てセンスの良さそうなネクタイを締めて面接に応じたが全ての会社で内定が決まった。

センスは人の性格や能力のバロメーターともなる。我が社ではリクルートスーツを着た人は採用しない。何の意味もないことをする人は小企業には向かないものだ。

11.質問技術が低い

仕事上においては答えより質問が重要である。人からの質問には簡単に答えられても相手のことを知るには質問をしなければならない。学校では答える技術ばかりを教え込まれるから学校の勉強は社会に出るとあまり役に立たない。

試しに自分の知らないことに関しての質問をしてみよう。どれだけ困難なのか実感するだろう。例えばプログラムが組めない人がプログラムとは何かと質問してみれば分かる。自分は一体何を知っていて何を知らないかも判然としない。

12.感情的過ぎる

人の感情を無視して仕事をするのは無理があるが、自分自身の感情に基づいて仕事をするは良くない。人の感情はいつも変わっていくしその時々の相手の感情に反応し過ぎるとこのような問題が多発する。

今までの経験では、それまでは良好に推移していた関係がトラブルが起こった途端に険悪になるケースを見受けたことが何度もある。そのころは女性の社会進出がまだ未発達でトラブルが原因で関係が断絶させてしまう女性が多かった。

今は女性の社会進出も加速しそんな事例が少なくなったかもしれないが、女性は性格上そんな傾向を持つ人が多いようだ。

13.ものを考えない

全てのことを記憶(すなわち持っている情報)で処理する人は新しい事態に対応できない。日本政府、官僚がそうである。

この傾向は優秀大学に学んだ人に多い。大学に入学するまでは質問に回答する技術ばかりに習熟している。だが新しいことには情報がない。ここではものの本質を考え答えを出さなければならないが、それができない。大会社ではシステムができているので何とかごまかせるがそれは本当の意味の仕事ではない。

社会は絶えず変化している。特に最近は世界情勢が大きく変化しようとしているのに、日本の政治家や官僚はそれに対応できていない。小規模な会社ではそれでは倒産に繋がってしまう。

EV車が求められる現在、トヨタであっても安穏とはしていられない。トヨタは元々他社が先駆けてやることを見ながら自社の態勢を整えるタイプの会社であったが、もうそれは通用しない世の中に成りつつある。世界情勢を見極め、ものを考えながら会社も変化しなければならないだろう。

14.体調管理をしない

心身の健康を損なえば仕事どころではなくなる。ストレスで自殺する人もいるくらいだから如何に心身の健康を保つか、前以て考えておかないと自分もやられてしまう。

世の中には理不尽な人が横溢している。そんな中で仕事をやらなければならないので苦痛も多い。気の弱い人はストレスを如何に回避するか前以て考えておこう。

15.冒険心、探求心がない

会社で高い地位に付けばすくほど未知の世界が待っていると思わなければならない。カメラが売れなくなった時カメラのメーカーはどのように対処したであろうか。あるいはそのような時代の到来を予見した時にどのように準備したのだろうか。またそのような社会がやってくることを予見できたであろうか。

大昔から文化を創設した人はどんな人であったか。粘土板に文字を刻んでいた人がどのような考え紙を発明したのであろうか。そこには新しいことへの挑戦があったに違いない。

イギリスが不況の時経済を救ったのは蒸気機関車の発明であった。経済は即座に回復した。アメリカの大不況の時は当時の大統領がテネシー渓谷一大プロジェクトを創設して経済を復興させた。

ヨーロッパでペストが猛威を振るって人口の1/3が減少した時、なくなった労働力を補うために機械化が進みやがて産業革命から大航海時代へと移行した。そんなことを日本の官僚が考えつくだろうか。

猟官にうつつを抜かす官僚には冒険心探求心などない。文明はそんな精神を持った人が担ってきたのだ。それらの人がいなければ今はまだ原始時代で食糧を求めて彷徨い回っていたかもしれない。

現在に生きる若者にはもう冒険心や探求心を求められないかもしれない。特に日本は明治になって欧米のイミテーションを元に生きていた。周りを見回してみよう。日本が発明したものがあるだろうか。悲しい。

16.時間の使い方が下手

一秒で何かできるか考えてみたことがあるだろうか。電気のスイッチを押せる、ドアを開けられる、5秒ではどうだろうか、1分では1時間では、1日では。

我々は驚くほど時間を無駄にしている。もう1秒、もう1分時間を短縮する仕事のやり方がなかったか。時間を無駄に使って気が付いてみると後期高齢者になっているのではないか。

だいたい「忙しい」を連発する人は仕事ができない人だ。もっと効率よく仕事をしていればそんなことを口実に人と会う時間を見つけることができないとは言わないだろう。ゴルフも良いだろうが、ゴルフ帰りに人と待ち合わせできないだろうか。

17.言葉が駄目

言っていることがさっぱり分からない人が私の周りにもいる。何度か聞き直してみてやっと言いたいことが分かる。そんな人が複雑な仕事をできるはずがない。いつも誤魔化しで済ましてしまう。そのうち人に信用、信頼してもらえなくなる。

正確で美しい言葉を話し書ける人はそれだけで相手の心を掴むことができるだろう。言葉は大切だ。

いつも気になるのはキャノンのキャッチコピー「Make it possible with Canon」。まるで冴えない。日本人が考えた言葉であろう。簡単に「Canon will Do it」あるいは「Do it with Canon」.もっと簡単に「Canon will do」そして「Canon!」だけでも良いじゃないか。

電気機器のカタログに書いてあることが分からないという人が多いだろう。書いた人は多分仕事のできない人だろう。書き直すと家族は誰でも分かるようになる。

18.我儘過ぎる

我儘は自己または会社の利益を追求するのに必要な精神である。こちらの提示する価格を飲み込ませるにはある程度我儘でなければならない。デパートでは価格は値切れないし、何かの登記手数料は値引きをしてくれない。デパートや政府は自己の我儘を通しているからそのような価格が維持できるのだ。

だが我儘過ぎると逆効果になる。デパートの経営方針は変わらないがもう相手にする人が少ない。経営は行き詰まっていると言わざるを得ない。銀座の松坂屋は廃業したし全般の業績は向上していない。

弁護士は客を自己の事務所に呼びつけるし客が帰る時も部屋の中から出ない。能力もたいしたことがないので今に経営は行き詰ることになるだろう。

19.夢がない

仕事そのものも面白いと感じる人がいるだろう。しかし同じ仕事の連続ではいずれ退屈してしまう。それを救うのが夢である。

自分に割り当てられた仕事が単調であれば何の喜びもない。あっと言う間に仕事が終わらないかと考えた人がコンピューターを発明した。

あなたもそのコンピューターを使ってプルグラムを組む夢を持とう。プログラムを組むのはそう難しくない。小さな夢だがそれが実現するとあなたの仕事は今の1/10くらいの時間でできるだろう。

20.気宇が小さい

気宇とは精神の大きさである。ある地位に上ると貫禄が出る人がいる。そうするとその貫禄を維持するために時間と脳を使う。気宇が小さいのだ。

人の失敗を許し、我儘をある程度聞いてやれば人間関係が上手く運ぶのにそれをしない。そうすると接触するのに軋轢が生じて仕事が捗らない。

有名な忠臣蔵は気宇の小さい藩主の所為で発生した。吉良上野介の小さな我儘も容認できない藩主が意地悪をされてあろうことか殿中で吉良を殺害しようとした。

藩は取り潰しになり。忠臣が復讐をするがその人たちは切腹。相手側も取り潰しに会い、結局得をしたのが徳川だけ。その徳川も自己の利益だけを考える気宇の小ささが祟って明治維新が起こった。

21.貧乏性

気の毒だが生まれつき貧困な家庭に育った人の精神も貧困になりがちだ。考え直して精神の貧困だけからは脱却した方が良いだろう。偶には豪華なランチを食べるくらいでないとどうしても対人関係が上手くいかない。

良く聞く話しに「あの人と食事をするとお金のことに気を使わなくてはならないから、食事には行きたくない」と言うのがある。男性より女性の方がそのようなことに敏感だ。

スタンダールの「赤と黒」にはそんな描写が多出する。人の気宇はだいたい小さい。お金があるかないかで人を判断してしまうものだ。これでは交際範囲が狭くなる。

22.相手の意図を解しない

これは相手の意図のままに行動するということではない。相手が何を考えどうしたいのかを分かった上で自分の言動を調整するのだ。

相手の意図が分からないうちは行動してはならない。政治の世界では相手の言葉はかなり修正してあるので意図が分かりにくい。だから新聞などでは意図の解説が出てくる。

仕事においてもこれは重要である。値引きをすれば相手は買ってくれるのかそれとも最初から買う気がないのか、はたまた担当者は接待を要求しているのかによって商品の値段を設定しなければならない時がある。

23.誰かの真似をする

明治維新がそうだ。外国の商品、文化は見習うべきものだがそれを真似ても本物には勝てない。反動で自国の文化を顧みなくなった。薩長土肥は徳川の天下が気に入らず徳川を倒したが結局は徳川の治世の真似をしただけだ。

風神雷神像、浮世絵、日本画、その他日本芸術は廃れてもう元に戻らない。どうして真似ではなく欧米を追い越すことを考えなかったのか。

その割に嘘を付かないという一番大切な精神は真似していない。だからいまだに日本人は嘘つきだ。国会の様子を見ていればよく分る。

24.勇気がない

駄目なことは駄目という勇気を持たない人は仕事もできない。自分に自信がないのか、それともマナーと心得ているのか、悪を野放しにする。

上司に駄目と言えばあなたは会社を馘首されるかもしれないし、一生うだつが上がらない可能性も高い。それでも犯罪行為であれば「No」と言わなければならない場面はあるものだ。

理不尽な要求に「嫌だ」と言った人が会社を追われたがその後自分の会社を興し勤めていた会社より大きな組織にした例を何件か知っている。

25.失敗を引き摺る

誰しも失敗をするものだ。一所懸命仕事をすればするほど失敗と顔を合わせなければならない。大きい組織では大きな失敗をしないようにシステムができているが、それでも小さい失敗はいつもある。

私の弁護士さんはかつてこう言った「我々のところへ全く来ない人、会社は仕事を真剣にしていると思えない」と。その通りだ。だがその失敗にいつまでも拘っていると次がない。

相撲でも肝心な時に負けることが往々にしてある。だがその負け、すなわち失敗を次の日まで持ち越すと次も負けてしまう。失敗もあるのだという気持ちを持って頑張らなければならない。

26.勉強しない

仕事のことに関しては良く知っていても、他の分野の勉強をしないと大きい視野が持てない。仕事はそのことだけが関わっているわけではなく、周辺の事情も勘案してやるもものだ。士業を営む人が陥り易い事例はそんなところにある。

医師は薬のことを勉強しないから自分が処方する薬の半減期など知らない。それでは薬の飲み過ぎなどによる傷害に気が付かないケースがある。それが時には誤診に繋がる。

英語を真剣に勉強した人は案外仕事ができない。英語を得意とするあまりもっと広範なことに目が行かないから仕事の深度が持てないものだ。

27.他人の悪口を言う

確かに悪口を言われても仕方がない人もいるが、それでも悪口は言ってはならない。その悪口を聞いた人が自分の言いたいことをあなたが言っていたと告げ口して目的を達したりする。

逆に誰かを褒めるとそれが回り回って相手はあなたに好意を持つものだ。イタリアの歌に「あの人に告げてよ」という歌(カンツォーネ)があり、ある女性の友人に自分がその人を好きだと告げてという歌詞がある。そんな恋の成就の方法もあるのだ。

人は誰かの悪口を快く聞く。他人の不幸は蜜の味とも言い、世の中は一面悪に満ちているとも言える。あなたはそんな悪の一員になってはならない。

28.居心地が悪い

その人といると何となく落ち着かないことがある。逆にいつまでも一緒にいたいと思うこともあるだろう。どうしてそうなるのはその人の日ごろに態度や考え方などが影響するのだと思わる。

人の性格は生まれつきもあるがその人が今まで考えたことや行動のパターンから性格は形成されるものだ。だから居心地が良いか悪いかはその人の集大成とも言える。

あなたが居心地を良くしたいと思えば寛大で、誠実、微笑みを絶やさないなど努力をする必要があるが、生まれつきのこともある。

29.恩を感じない

韓国は日本から受けた恩を感じない国で台湾はその反対だと言われることがある。忘恩の人はもうそれ以降人から恩を受けることもないかもしれない。

恩を恩として感じ何かの折には恩を返さなければならないと考えている人はまた人から恩を受けることも多いだろう。

そんな人が多くなれば社会は良くなっていく。いつも人を利用することばかりを考えている人が多くなれば社会は悪化するだろう。

30.バランス感覚がない

ちょっとした行為にも大げさに礼をするひと。大きなテーマを話している時に枝葉末節の議論をする人、パーティーの席で仕事の話しをする人など枚挙に暇がない。

バランス感覚がない人は座を白けさせ、大切な場面でお呼びが掛からなくなる。それを説明しても分からない人は困ったものだ。

女性が愛を交わしたいと思っていてもそれを察しないような人がいる。それは相手の気持ちを察しないことと同義かもしれないがそんな人がいるだけで仕事が捗らないということもしばしば起こる。

バランス感覚は生まれ育ちからくるのか、それともその人独特の処し方からくるのかとにかく困ったものだ。

31.欠点がない

別の言い方をすると何事にも卒なく対処する人は大きな仕事に高い能力を発揮しないことが多い。

人は誰しも欠点を持っている。欠点がないと人から疎んじられる元になる。欠点は修正しなければならないが、人は生きている間に全ての欠点を排除できるものではない。

欠点が微笑ましいということもあるだろう。方向音痴、物をすぐ無くす、誤字が多いなど欠点が大きな仕事上の損失にならない場合は許されることも多い。

32.頭が悪い

何を以て頭が悪いのか。今まで仕事ができない人の特徴を列挙したが頭の悪い人は結果として仕事ができない人のことので、堂々巡りするようだが、困ったものだ。

何度説明しても理解しない。逆に説明している内容がはっきりしていない。大切なこととそうでないことの区別が付かないなど、馬鹿は死ななきゃ直らないと昔の人も頭の悪い人には困っていたようだ。

逆に言えば仕事ができる人は頭が良くて、仕事ができない人は頭が悪いと断じてしまうこともできる。

極めて優秀な大学を卒業しても頭の悪い人は大勢いる。大きな組織に属すれば目立たないが小さなところでは目立ってしまう。

まとめ

人には欠点がある。上記以外にも仕事の質を低下する要因は数々あるが、人からそんな全てを取り去ることはできない。だが一つ言えることは、仕事は主として精神の作用に基づくということだ。

人の特徴は他の動物と違って脳が極端に発達したことだ。それは主として精神作用に影響を及ぼす。仕事が人にのみ許される行動だとするとそれは精神的な作用を必須とするだろう。

ここに書いたことは一つの例えである。だがどこか納得できることもまた事実であろう。

誠意ある脳の使い方が全てを解決すると信じる。

酒巻修平

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