珍発明 - コンピューター関連

日本語は表意文字でコンピューターに使用するには不便だ。辛うじて人力によって変換という作業を通じて用を果たしている。

英語などの表音文字は文字数が少なくキーボードに収められるので、コンピューターが日本で発明されたとしてもやはり今のような変換システムを使わざるを得なかっただろう。

文字が発明された時はコンピューターという便利なものは影も形もなかったので、これは仕方がないだろう。文明は便利な方に偏るものだ。

コンピューターを使う時に便利な方法はブラインドタッチでキーボードを打つことだが、これには練習が必要だ。

我々が若い時にはコンピューターは一般には普及していなかったし、計算機、ファックスなどもなく、その後辛うじてファックスが発明使用され出した。

その前はテレックスや暗号通信をしていて使用する暗号を取引相手に通報していたし、テレックスが使われ出しても間違いの訂正には手間や時間が掛かった。

通信は暗号電報(海外への通信費が極めて高かった)→テレックス→ファックス→メールという順でシステムが整備されて便利になってきた。今では時差はあるものの複雑なことを即時に返答してもらうには電話を使うこともあるだろう。

それほど通信には苦労したし、当時英語を話せたり書いたりできる人も少なかったので、面倒ではあったが競争は少なく、そんなことができる人は貿易では簡単に利益が上げられたものだ。

何にしてもコンピューターの使用はビジネスだけでなく、一般生活の大変化をもたらした。今後もこの傾向が続くと思われるが、コンピューターの功罪を良く理解してコンピューターと社会の関わりを整備していかなくてはならないだろう。

その点政府の理解は浅く新内閣が打ち出したデジタル庁構想は極めて危ないと言わなければならない。

上記のようにコンピューターは表意文字で使用するのはかなりな制限がある。日本語で使用しようとするときはご存知の全角/半角の切り替えが必要であるし、Enterキーを二回押さなければならない面倒さも付いてくる。

特に全角半角の切り替えキーはキーボードの左端にあり、とても不便でブラインドタッチができる人でも目で見なければキーには到達しない。

ブラインドタッチができる人も動かしているのは掌だけで腕は動かしていないが、切り替えキーは腕を動かさないと届かない。

これを何とかしたいと考えたのは私だけではないだろう。頑張ってブラインドで使えるようになるには相当な訓練を要すると思われるが、そんな努力をする人は早打ち競技会に出る人くらいだと思う。

私が考えたのはピアノのようにペダルを使うことだ。ピアノは音を伸ばすため脚ふみのペダルを使う。あれは便利でピアニストに訊くと慣れれば使用するにはどうってことはないそうだ。

もしコンピューターの使用に足も使うようになればとても便利だと思うのだが、そのシステムはまだない。

特殊なゴーグルを使って打つキーを指定できるシステムがあるとは聞いたがゴーグルをいつも掛けているのはとても不快で面倒だから使いたくない。

大体ブラインドタッチをできる人でもアルファベットのある段とその上の数字の段、それに文字送りの大きいキーだけだと思う。私は最近棒線を引くことがやっとできるようになった。

そんな訳で切り替えキー、TABキー、SHIFTキー、DELETEキー、BACKSPACEキー、homeキー、Endきー、CTRLキー、ALTキーなどは脚ふみペダルで操作するようにすればどうだろうかと馬鹿な考えをした次第だ。

フロッピーディスクは日本人の発明だし、他にも日本人の発明はあるだろう。どんどん発明をしてコンピューターを打ちやすくしてもらいたいものだ。

酒巻 修平

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