体温計メーカーの利益

 家にある体温計の音が小さすぎて聞こえない。ふとあるカタログを見ると「大音量の体温計」というのが目に付いた。

 税込み2000円ちょっと。すぐに買うつもりになったが、機能について色々聞きたいことがあった。

 15秒、20秒、30秒、1分で計測できる体温計があるが、では15秒のもので30秒計測したらどうなるのか、どうも計測数値が下がるようで疑問である。

 誤差についても知りたい。そんなことで主要3メーカーに電話することにした。最初のメーカーのお客様センターの電話番号が「0570」で始まっている。

 この番号では携帯電話から通話すると料金が馬鹿高い。何故そんなことをしているのかその時には分からなかったが、そんな番号に掛けさせる会社や団体は碌でもないところが多いので敬遠することにしている。

 で違うところに電話をした。長く待たされてやっと通じて色々聞いた。担当者が出てくるまでに2,3回選択番号を押させる。

 これは面倒なシステムだ。電話を受ける方は良いかも知れないが、掛ける方に負担が大きい。

 そこで聞いてみた。「利益を出すのが大変ですか」と。するとどこのメーカーも今は価格競争が激しくて電話に人が出る経費を掛けられないのだと言う。

 それは競合があるからだ。ゴローバリズムの心理的効果がここでも発揮されている。

 安倍首相は物価上昇目標を掲げながら、グローバリスムを推進している。これは矛盾する考えだ。

 グローバリズムは値段競争をさせ、結果物価は下がる。それがどうして分からないのか。

 安倍氏は3本の矢と言った。金融政策、財政政策、成長戦略である。金融政策は成功した。株価は上昇し、投資家は潤った。

 財政政策はどうか。法人税を引き下げる方向を打ち出し、消費税率を引き上げた。

 これは大きな失敗を招いた。昨年のGDPは6.5%のマイナス成長で、経済は大幅に縮小した。

 成長戦略は手付かずのままだ。誰にでも得手不得手があるので仕方がないが、外交の得意な安倍氏は経済音痴だったらしい。

 本人もそれをすでに自覚しているだろう。任期満了が迫り、今はやる気があまりない。賞味期限が過ぎてしまったようだ。

 新型肺炎に関する政策では全てが不完全で遅い。中国や韓国にまで馬鹿にされる始末。オリンピックの開催も危うい。

 大相撲春場所は中止になるだろうし、開催してもあんな密室の中に大勢の観客を詰め込むのは相当危険なことだ。

 これで経済は大打撃を受けている。それではどうすれば良かったのか。

1.法人税は増税する

2.消費税は5%程度に引き下げる

3.談合を許可する(その代わりの政策を考えねばならない)

4.グローバリズムの廃止

こんな勇猛な政策を取るくらい安倍氏は勇敢ではない。官僚もそうだろうし、国会議員は出来が悪い人が多い。

 日本では左翼系のデモは多いが右翼系のデモがないのは何故か。自分がインテリだと思っている人は左翼思想に惑わされ、昔盛んにデモを打った。

 それで旧国鉄は破綻したし、歴史を見る限り共産主義、社会主義は人の性格を読めていない空論でしかない。

 大邸宅に住む共産党の幹部。首相になった途端社会主義を放棄する変節漢など左翼は社会に善をもたらさなかった。

 ではどうすれば良いのか。国民が賢くなる以外にないだろう。

酒巻 修平

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