End of Whitehouse

 アマゾンのプライム会員になってWIFIを設置、無料の映画がテレビ画面で見ることができるようになった。

 だが無料で見ることができる映画はあまりない。ちょっとアマゾンらしくないなあとがっかりしたがまあ、仕方がない。

 色々探して「ランボー」とかこの「End of Whitehouse」を見た。後者は大ヒットしたブルース・ウイルスのダイハードに良く似た筋の映画で、悪人がホワイトハウスに潜入してアメリカにある全部の原爆を爆発させるというものだ。

 だが正義の味方が一人ホワイトハウスに残っていて、その人物が悪漢を全て一人でやっつけるという荒唐無稽な筋書きになっている。

 だが食事をして酒を飲むには格好の連れで、それなりに時間が潰せた。その中で興味を引かれたセリフや筋書きがあったので、ここで紹介する。

 大統領を初め、閣僚、英雄、テロリスト全員が米大統領と会見する韓国のトップを首相と呼び、北朝鮮のトップも首相だと表現している。

 大統領と首相は全く違う方法で選出される役職だ。この映画は流映画だから仕方がないとは思うものの、アメリカ人は韓国や北朝鮮のことなどその当時全然知らなかったし、興味もなかったのだろう。

 日本のことは出て来なかったが、もしかすると日本に関する情報もあまり流布されていなかったかも知れない。

 これは今を占う大きな要素だ。最近旅行ブームで日本や韓国を訪れる欧米の旅行客が多くなっているので、さすがに昔並みではないだろうが、それは日本や韓国を知っている、あるいは少し情報を持っているというレベルでしか極東のことを知らないのではないか。

 アメリカなどでは海外に旅行に行ける人は裕福な人だけなのだ。私がウイスコンシンの田舎町に行った時も日本のことは誰も知らなかった。彼らの多くは生まれた町を出たことがない。

 日本はアメリカ西海岸から約6000マイル、イギリス、フランス、ドイツ、或いはアフリカのモロッコまでニューヨークから約3500マイル。距離もヨーロッパの方が近いし、歴史的にもアメリカとヨーロッパは交流が盛んだった。

 日本が注目されたのはアジアからイギリスやオランダを追い出したことやその前の日ロ戦争に勝利したことが大きな要因になっているし、アジアではいち早く工業化を進めた国だ。

 そういうことで日本はまだ欧米各国に知られているが、韓国や北朝鮮などを含めアジアはまだ欧米人には馴染みはない。

 アメリカは日本を同盟国と言っているし、実際自国のためには軍隊を日本に駐留させている。だが本心ではどうであろうか。

 経済や工業の分野では日本は世界に冠たる国かも知れないが、人種差別がまだまだ色濃い欧米人は日本初めアジア人をどう思っているのか計り知れない。

 私はアメリカとの取引が長かったが、人種差別を一切受けることはなかった。こちらが買い手であることもあってどうもアメリカ人を上目線で見ていたということもあるだろう。

 だが体形的に見て日本人、アジア人はまだまだ欧米人に見劣りがするし、キリスト教をあまり知らない。

 彼らはキリスト教しか宗教を知らないし、あまりアジアのことを勉強しないので、アジアのことに無知なのは分かるが、いざ中国が日本に攻め入ってきたとき、本当に真剣に戦ってくれるのだろうか。

 勿論そんなことが起こる可能性は極めて低いが、それでも国防を他国に依存するというのは如何なものだろうか。

 トルコは古くからナトーの加盟国だ。だがイスラムの国と戦争をしたときナトーは助けてくれなかったと嘆いている。

 そんなことは中国と日本の間で起こるとは思えないが、北朝鮮が日本に原爆を落とさない保障はない。その時アメリカ軍は日本を助けて北朝鮮を攻撃するだろうか。

 助けてくれるとは思うが、その保障はない。アメリカ軍が攻撃された時日本の自衛隊は助けられないからだ。

酒巻 修平

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