米大統領候補民主党二人の年齢

 米大統領民主党の候補者選びはスーパーチューズデーの結果も出そろい、ジョー・バイデンが一歩リードした。

 もちろんバーニー・サンダーズも負けてはいず、またの巻き返しを図ろうとしている。二人は激しく戦っている。

 その二人の年齢はバイデンが77歳、サンダースが79歳。二人とも相当な高齢者だ。

 この年齢の二人が争っている構図はアメリカのダイナミズムと事実だけを信じる気風を示している。年齢に関係なく、職務を全うする能力と体力があれば年齢には拘らないという精神だ。

 翻って日本の状況を見てみると未だに定年制が主流を占めている。能力、体力の有無に関わらず定年の年齢を定め、その年齢に達すると強制的に職を去ることを要求される。

 会社によってその年齢は多少違うだろうが、それは60から65歳までが主流を占めると思われる。

 私の友人の一人は60歳で定年を迎えたが、それ以降も職務を続行している。彼の職務の後を継ぐ人材がないのだ。だが定年を迎えたということで、彼の給料は半分になり、雇用期間も1年区切りだ。

 何とも不合理というか、会社の自分勝手な制度を敷いたものだ。体力も変わらず、能力は年々向上している。その彼を定年という名の元に給料を減らし、雇用期間を1年単位にする。

 そんな会社は実質的にブラック企業だと思えるが、これはその会社だけではない。大会社にもそんな制度が普及しているところを見るところは日本人の普遍的な考えから出た制度であろう。

 日本は明治以降欧米の制度を真似して経済発展をしてきた。ところが防米人の良いところは真似ていない。

 嘘を付かない。実質を重んじる。そんな欧米人の長所が取り入れられていない。日本人の勤勉さはそのまま持続したが、それも休日が多くなり、若者の労働に対する真剣度が下がってきた。

 日本政府というのは無能者の集まりのようだ。政治家も官僚も一般の人の優秀さという土台の元に仕事をしている。

 その土台さえも壊そうとしているのはどういうことだろうか。固めて休みを与えるのではなく、時々3連休にする。そうして会社員の労働意欲が減衰するのだ。

 先日ある店舗でそんな話しをするとやっぱり休みが欲しいですからと言うので、君のような若者が日本の良いところをなくするのだと言ってやった。

 要らずお世話だが、残業料もなく毎日終電車に乗るくらい仕事をした我々から見ると今の若い人、とりわけ男性の顔は腑抜けて見える。

 定年制など要らない。もし定年制を敷いているような会社があれば法人税を5から10%上げるという法律でも作れば良い。

 役職になる年齢は上がるだろうが、それはそれで良いではないか。日本人は長寿になっているし、60歳くらいでやっと課長というのもあって良いと思う。

 もっとダイナミックな仕事の制度を作らないと日本はだんだん格の低い国になっていくだろう。何とそれを日本政府が後押しをしている。

 人口が減少し始めている現在、どうして元気で能力のある人材を定年制という名の元に職を去らせるのか。

 野党の無能力さにも呆れる。色々政府はやらなければならないことをやっていない。例えばIT。日本は相当遅れている。もし自分たち野党が政権を取れば自分たちはIT革命をするとでも公約するのはどうか。

 与党もだらしないが野党はもっとだらしない。あんな政党が日本の与党になれば日本国はそれこそ沈没する。

 現に今の野党が与党であったころ、日経平均は7000円台であった。今は20000円を超えている。ま、自民党で我慢するか。

酒巻 修平

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