体を健康に向かわせるには

健康な人は自分は健康だから体のことを考える必要はないと思っているでしょう。ですが健康はいつ損なわれるかも知れませんし、年々年を取っていくものですからやはり先々のことを考えて体作りをしていかなくてはならないものです。

それには病気とは何だろうかと考える必要があります。人の体は多種多様な働きをし、その働きは他の部門というか器官との連携の上に成り立っています。

一つの器官の働きが完全でも他の器官からの影響を受け、全体的なバランスを壊すことがあります。このバランスあるいは秩序が不完全になったのが病気です。

不完全さの程度が大きいと重病で、小さいと軽い病的症状を呈します。人の体は極めて巧妙にできていますが、複雑さが巧妙さに悪い影響を与え病気が生じるのは止むを得ません。

そんな危ういバランスの上に立っているのが人の体です。ですが良くしたもので、そんな崩れたバランスを体はまた元に戻す働きがあります。

病気はバランス崩壊ですから薬や医学では治すことができないことが多いのです。風邪のことを考えましょう。まだ風邪を治す薬はできていませんが、1週間もすると風邪は自然に治ってしまいます。

薬や医学はその補助をするだけだと思っておいた方が良いでしょう。ですから病気を治すには体が治す体制を作ってやらなければなりません。

健康だと思っている人も目に見えない、感じられないくらいの病気がいつも生じていると注意を怠らないのが大切です。ですがあまり注意をし過ぎると脳がおかしくなります。この辺が難しいところですね。

病気は原因が生じてからすぐに目に見える形で現れるとは限りません。長年経てその病気が悪戯を体に加えることも多いのです。

体が病気を絶対に治せるという保証はありません。病気の態様によっては体が治せないものも沢山あります。

この場合体は病気が体に大きな影響をできるだけ与えないように変化します。それを変性と言います。

病気でなくても体が状況に応じて変性するのは常です。スポーツ選手の心臓が大きくなり、肺は機能を高めます。これも変性の一種です。

医学ではこの変性を悪い方から考えますが、実はそうでない場合が多いはずです。不整脈の人では心臓は形を少し変え、体が不整脈の悪影響をあまり受けないようにします。

体は使わないと退化するのは良く知られた体の働きです。退化するのを働きと捉えるのはおかしいと思われますが、使わないというのは不必要だと体が感じ、対応するのです。

ですから体の一部を退化させたくないのなら、その部分を使用しなければならないでしょう。心臓の悪い人も悪影響が出ないよう心がけてほんの少しでも心臓を使わなくてはなりません。

ものを考えなくなると思考を司る脳の部分のシナプスが減少します。そうして考えることがますます困難になってくるのは仕方がないでしょう。脳が思考を不必要と考えてしまったのです。

でも心配はありません。少しずつ考える習慣を付ければ脳はまた考えることができるようになります。

アルツハイマーの原因は脳をあまり使わなくなった結果脳にごみが溜まったことです。ですからこの病気に罹りたくなければ常に脳を使うようにすれば良いのです。

もちろん原因をそれだけではないでしょうが、少なくてもアルツハイマーに罹る率は高い割合で減少します。これは大切なことです。

体は使ったところは発達し、使わないところは委縮あるいは機能低下を起こすのは体に順応能力があるからです。人によってはこの能力に差があるので、すぐに結果が出ないとしても諦めることはありません。

若い人はたまには暴飲暴食をするのも健康を保つには良い方法だと思います。胃腸腎臓肝臓が驚いて働きを強めるからです。でもいつも暴飲暴食をしているとそれぞれの器官が疲れて機能が台無しになりますので注意が必要なことは言を待たないでしょう。

男性の芸能人に癌が多いのは昼夜が逆転している生活を長く続けたからに違いありません。

それでなくても今の日本では夜に電気をつけっぱなしにするので人の新陳代謝機能が疲れています。癌は新陳代謝不全で起こります。

新陳代謝は夜寝ている時に活発化するので、夜は電気を消し、睡眠することをお勧めします。

夜は人の生と死が発現する時です。赤ちゃんは夜生まれることが多く、病気の人は夜多く亡くなります。

昼と同様夜をどのように過ごすかはこれからの健康に多いに関係しているので夜の生活を軽視しないで下さい。

まとめ:

各器官を適宜働かせる(脳も器官の一種です)

夜を大切に

自然に近い生活をできるだけ心得る(動物は自然の産物です)

酒巻 修平

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