アビガンは結局承認されない

 昨日の新聞にはアビガンの承認が遅れてなお時間が掛かると書いてあった。これは加藤勝信現厚生労働大臣が記者会見したことを報道したものだ。

 今回のコロナの流行は世界的で健康的な被害も大きいが、経済面でも相当な災害であるとみなされるので、治療効果がある可能性があるアビガンのコロナへの使用承認は緊急の課題とも言える。

 すでにロシアや中国、他の国がアビガンは今回にコロナに有効であるとして、使用して一定の効果が見られるとしているのに、どうして日本では使用承認に向けた治験が遅々として進まないのか不思議であった。

 そこで厚生労働省に電話してみた。代表番号に電話すると相当待たされ交換手が出てきたので、要件を話すとまた相当待たされた。

 この間の電話対応に不審があったので聞いてみると、2回目に出てきた交換手は民間の電話交換サービス会社の社員であった。

 すなわち厚生労働省は自省に掛かってきた電話は全て民間の電話交換会社に丸投げしていたのである。

 そうしてかなり待たされて出てきた男性の担当者は極めて不誠実な対応しかしないので、かなり突っ込んで質問した。

 結局治験を担当している部署はないということが分かったが、それではおかしいのでなお追及すると医療品医療機器総合機構というところを紹介した。

 厚労省のこの男はだるそうに話し、全くやる気がない人物で私の追求を躱すため、担当ではない部門というか会社を紹介したものと思われた。

 仕方なくそこに電話をすると出てきた担当者は打って変わって誠実で、「ここは一般的な医療品医療機器に関する処方箋のあり方などを統括する会社である」とのこと。想像はしていたが厚生労働省にはコロナの治験を担当する部署がないか、秘匿していると思われた。

 次にやったことはコロナに関する意見などを受け付ける番号に電話することだった。電話をするとこれもアルバイトの女性らしい人物で能力もやる気も全くないただ命令されたことを何の考えもなく遂行するだけだった。

 「アビガンの治験はどうして進まないのか」という質問をすると誰かと話した後「ご意見を報告します」との言い草。私は治験が進まない状況を知ろうとしているのだが、ここはそんなことには何の関心もなく、ただ意見を聞くというだけの部門である。

 国家の重大な危機に対応するにはこの厚生労働省の態度は許せないが、こんな能力の薄そうな人と話しても仕方がないので、「ではどうやって意見を報告するのか、私の話しをレコーダーで収録したのか」と聞くと「メモに書いて渡す」とのこと。多分メモも残さないだろうし、この部署は国民の不満のガス抜きをするためだけに作った部門だと確信した。

 アビガンは富士フィルム富山化学の製品である。そこで富山化学に電話をすることにした。出てきた電話交換手や担当者は誠実を形にしたような話しぶりで、さすがに良いものを開発する誠意のある会社だと感心した。

 担当者の男性としばらく話した。「治験は進んでいるのか」という問いに「進ませたいのだが、それは厚生労働省の指示の元に行っていて思い通りにならない」というのがその担当者の話した結果だった。

 厚生労働省が治験を進めたくない理由は分からないが、一連の電話で分かったことは厚生労働省の官僚たちはこの世界的な危機に真剣に対応する意志は持ち合わせないということだ。

 この役所は極めて不誠実で、一度解体して必要であれば再構築した方が良いだろう。それに加藤大臣も誰かの話しをただ記者会見で話しただけだ。実情を調査する意欲もなく、ただ大臣として座っているだけの人物。

 もう少し深読みすると日本の政治は不実な官僚がやっていて、政治家は単なる操り人形に過ぎないということだ。これは安倍総理も同様ではないかと考えると身の毛がよだつ思いだ。

 新聞も真実を報道しなければならないのに、私が昨日やった程度のこともやっていないか、分かっていても報道しないかだ。

 従って新聞の記事も信用できない。日本に治験する患者数が少ないとすればアメリカやイギリス、イタリア辺りに治験を依頼すれば良いではないか。

 この国はどこへいくのか。優秀な国民が支え、それを政治が壊していく。そんな構図が目に浮かぶ。

酒巻 修平

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