17-2-14のニュース裏読み - いじめで自殺

 私の子供も中学校の時いじめを受けた経験があるので、やり切れない思いが強い。市の教育委員会は「いじめが自殺の一因になった可能性がある」と発表した。

 学校側は「いじめの問題は認識していたが、その後指導などを行いいじめは収束していた」と述べた。

 上記市教委の発表の内容にも学校の言葉も嘘がある。先ず市教委の「いじめは自殺の一因・・・」は真っ赤な嘘だ。中学校の2年生にいじめ以外で自殺する原因などあろうはずがない。正しくは「いじめが自殺の唯一の原因である」とするのが正しい。

 一方学校が言及した「いじめは収束した」も大嘘であろう。いじめが収束していたら自殺する理由がなくなる。これからの楽しい人生で死ぬほどの理由はそれしかない。治らない病に侵されていたとしても自殺はしない。

 問題はまだある。市教師と学校は何故嘘を付かなければならなかったかだ。真の原因その第一は日本人の最大の欠点は嘘を付くことだ。大会社が自分の責任でトラブルを抱えた時、会社の幹部が知らなかったと最初は会見で話す。これはほぼ100%嘘だ。記者会見しなければならないほどの重大な問題を本当に知っていなければその幹部どもは全て馘首されてしかるべきだ。そんな筈はない。知っていたのだ。

 この自殺の問題も学校の担任、副校長、校長はどこかの時点でいじめの事実を把握していたのに、無策でいじめを止められなかったし、いじめは収束していなかった。

 これらの嘘の原因の奥を探るとこの人たちの姿が見えてくる。この人たちが職を得ているのは試験に合格したからだ。試験は記憶した知識の量の多さで合否が決まる。知識なぞコンピューターのインターネットを調べればいくらでも出てくる。こんなことを試験の合否にする制度をどうして改めないのか。私にはまるで理解できない。かれらは嘘つきで、職に留まりたいが故に、自殺した子とその家族の切なる思いを裏切ってまで嘘を付く。

 いじめる子はどんな子であろう。幼年期に人の愛を思い切り受けていない弱い子だと思う。誰が一番大きな愛を与えられるのか。それはお母さんだ。母の役目は子に無償の愛を与え、人倫を教え諭すことだと思うのだが、その環境が今は壊れつつある。本当に止むを得ない事情があれば別だが、車を保有するためや自分の社会参加の楽しみのために子供を昼間放置していないだろうか。何とかしないと世に悪と刑法に問えないこのようないじめが続出するだろう。

 私の案は故意に職務について嘘を述べ、その嘘が重大な悪結果をもたらした場合、その本人を懲戒免職にすることだ。懲戒免職された人は退職金をもらえない。職もなく食べるにも困る事態になるかも知れないので大変だが、こんないじめがなくならなるまでは、止むを得ない処置である。いじめた側もいじめが認定されれば相応の賠償金を支払う。

 こんな手段は最終的なものであろうが、このくらいしなければ新聞に掲載されるいじめはなくならない。そしてこのような過酷な手段はとり得ないと思われるので、来年も、再来年もあるいは来月も同じ悲劇が繰り返されるであろう。

酒巻 修平

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