人生論– category –
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人生論
聖人と凡人のちがい
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 28)聖人の名は実行の結果 翁のことばに、聖人も、聖人になろうとして聖人になったのではない。日々夜々、天理にしたがい人道を尽して実行しているのを、わきから見て、ほめて聖人といったものだ。堯舜も、一心不乱に親... -
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利益や効率化よりも徳があるかどうか
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 15)わが身に徳を積む 翁のことばに、若い者は、毎日よく勤めはげむがよい。それは、わが身に徳を積むことなのだ。なまけ怠るのを得だと思っていたら、大きな間違いだ。徳をつめば、天から恵みのあることは目に見えてい... -
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修行とは求めない心を育てること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 わが道の修行の入口 翁のことばに、着物は寒さをしのぎ、食事は飢えをしのぐだけで十分なものだ。そのほかはみんな無用のことだ。宿服は地位の上下を分かつ目印だし、男女の色々な衣服は装飾だけのことだ。婦女子の紅白... -
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心の草取りをしよう
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 神魂・真心・道心 翁のことばに、人の神魂について生ずる心を真心という。すなわち道心である。身体について生ずるのを私心という。すなわち人心である。人心は、たとえば田畑に生ずるはぐさのようなものだ。つとめて除... -
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正しい教えとは、世に益すること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 世を益するのが正道 翁のことばに、神儒仏の書物は数万巻ある。それを研究しようと、深山にはいって座禅しようと、その道をのぼりきわめてみれば、世を救い、世を益することのほかに道はありえな い。もしあるといえば... -
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書物は縦糸、行いが横糸
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 大道は水、書籍は氷 翁のことばに、大道は、たとえば水のようなもので、よく世の中を潤沢して滞らないものだ。そのような尊い大道も、一旦筆で書いて書物にしてしまうと、もう世の中を潤沢しなくなり、世の中の用に立た... -
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本当の教えは行いにある
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 文字は道を伝える器械 下男が芋種を埋めて、その上に芋種と書いた木札を立てた。 翁はいわれた。そなたたち、大道は文字の上にあるものと思ったり、文字だけを研究して学問だと思っていたら、間違いだ。文字は道を伝え... -
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徳を持ったリーダーの必要性
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 肉眼と心眼法と徳 翁のことばに、肉眼で見れば見えないところがあるが、心眼で見れば見えないところはない。 肉耳で聞けば聞えないものがあるが、心耳で聞けば聞えないものはない。 これは、禅宗の坊さんなどが主張する... -
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幸せになるための秘訣
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用します 根元に報いる 翁のことばに、そなたたち、よくよく考えてみるがよい。恩を受けても報いないことが多いだろう。徳を受けても報じないことが少くないだろう。徳に報いることを知らない者は、将来の繁栄ばかり願って... -
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入り口は多く、大道は1つ
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用します。 翁のことばに、世の中にまことの大道はただ一筋なのだ。 神道といい儒教といい仏教といっても、みんな、同じ大道に入るべき入口の名だ。あるいは天台といい、真言といい、法華といい、禅といっても、同じ入口の...